第65回 定期総会 平成26年10月28日 開催記録
東京毎友会第65回定期総会が10月28日、110人の会員が出席して東京本社毎日ホールで開催され、例年より早めの夜半の木枯らし1号も去って、当日は絶好の外出日和。本社役員、幹部ら現役と会員、総勢140人余の交歓の輪が広がった。
総会は杉川誠一運営委員の司会で始まり、この1年間の物故会員40人の冥福を祈って黙とう。次いで平野裕毎友会会長から「豪雨、土砂災害、巨大台風など今年は大変な年。新聞界も朝日新聞の誤報事件に各方面からの批判があり毎日新聞もその火の粉をかぶって大変だと思うが、よく頑張っている。現役の方がたは世論が右に左に揺れるときも、毎日は日本を代表する中道の新聞であるという自負を持って乗り切ってほしい」と強調した後、戦後初のベストセラー『旋風20年』を書いた森正蔵社会部長(当時)の「挙国の体当たり」という戦中(論説委員)日記が最近出た。ぜひ読んで、先人の苦労を偲んでほしい」と述べ、今後の毎友会運営については「毎友会サイトのパワーアップを図りたい」と新方針が説明された。
このあと荒川冨士男委員による黒字に転じた会計報告、平野会長による石井国範相談役、藤原誠顧問をはじめ平成27年度運営委員選任が承認され、議事を終了。会社側から伊藤芳明主筆が「4月の消費税8%アップ以降、販売局の周到な準備もあり、影響は最小限だ。メデイア部門の収益も大きくなり、3年連続株主への配当を実現した。紙面も2001年以来の新聞協会賞と菊池寛賞とのダブル受賞、来年の戦後70年をにらんだ企画が大きな反響を呼んでいる。朝日問題に対する一方的な攻撃は、新聞に対する読者の信頼を損ね、新聞離れを来たすのでは、との強い危機感を持っている。誤報問題が発生したときどんな対応をとるか他山の石として我々自身の問題として生かしていくのが毎日に対する読者の信頼を受け続けて行く道だと思う」と本社の立場を説明した。
続いて石井国範毎友会相談役が「我々も一部でも部数を増やしていこう」と乾杯の音頭をとり、にぎやかな懇談に移った。現役との議論、旧交、健康談義等々会場にはオール毎日のエネルギー充満。武田芳明東京代表と平野会長の万歳三唱で中締めとなった(東京毎友会・清水幹夫)
[平成27年度 東京毎友会 新役員]
- 会長
- 平野 裕
- 相談役
- 石井 國範
- 顧問
- 藤原 誠
- 運営委員
- 荒川 冨士男、阿部 丈夫、伊藤 正、岩崎 鴻一、 岩崎 元、上谷川 勉、今野 当夫、清水 幹夫、
杉川 誠一、田口 正穂、松下 礼子、山口 恒夫
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