2025年10月20日
1000回を超えたサンデー毎日連載「牧太郎の青い空 白い雲」

最新号は連載1002回
67年入社・元サンデー毎日編集長牧太郎さん(81歳)が「サンデー毎日」に連載している「牧太郎の青い空 白い雲」が1000回を突破した。
現在発売中の10月19/26日号は、連載第1002回。「47歳で脳卒中で倒れ…」と書き出している。89年8月「サンデー毎日」編集長となり、「オウム真理教追及キャンペーン」繰り広げている時だった。
97年に日本記者クラブ賞を受賞した。マスコミで初めて「オウム真理教追及キャンペーン」を展開、いち早く社会に警鐘を鳴らした、というのが授賞理由だった。
自身のブログでは、《これから、何回、続けられるか? 一年にザッと50回。と言うことは……目標は500回ぐらい。あと10年は続けたい。俺って、欲張りなんだ。(笑)
もしかして、20年? これは無理だろう。多分、俺、死んでいるだろう》
と言いたい放題だ。
牧さんは、新潟支局から社会部。警視庁捜査二課を担当した事件記者だが、社会部遊軍記者の時代に、「芸能界ウラのウラのウラ」というユニークな連載記事をものにしている。
牧内節男社会部長時代で、『社会部記者が見た芸能界裏の裏』(毎日新聞社1978年刊)として出版された。担当デスク水野順右さん(2024年没90歳)が、本のあとがきに《ここに牧太郎という新聞記者そのものといえる人物がいます。彼は華やかな芸能界に関心を持ち、取材し、毎日新聞に新形式の連載を一年もつづけました》と書いている。
その後、政治部→「サンデー毎日」と異動して、編集長になった。
生粋の江戸っ子で、「ひ」と「し」の区別がつかない。コーヒーは「コーシー」であり、「渋谷」か「日比谷」か、はっきりしない。
リハビリに励んで、いつまでも書き続けて下さい!
(堤 哲)