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2025年7月25日

27日午前5時からMBSで「戦中写真」ドキュメンタリー

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 必見です! でも、関西のローカル・ドキュメンタリー番組なので、関東では見られない。「Tverで見て下さい」といわれました。どうやったら見られるのか分かりませんが。

 以下、MBSの番組HPから——。

 毎日新聞大阪本社の一室、何の変哲もない書類棚に貴重な歴史資料は眠る。

 「毎日戦中写真」だ。日中戦争から太平洋戦争にかけて、大阪毎日・東京日日新聞(現・毎日新聞社)は657人もの特派員を中国大陸や、南洋方面に送った。うち91人が殉職した。

 敗戦直前、戦争犯罪の証拠となることを恐れた軍部は新聞各社に写真の焼却を命じた。しかし、大阪毎日の写真部長は「部員が命を懸けて撮った写真を焼くことはできない」と命令に背き、写真、ネガ、記録台帳を寺や地下の金庫室に隠し、守りぬいた。その数6万点以上。

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 ネガがあることで今でも鮮明に写真の詳細を見ることができる。記録台帳から「不許可写真」など軍部の検閲の実相を知ることもできる。中には戦意高揚のための合成写真もあった。現代に通じるフェイク写真だ。命を賭したジャーナリズム精神も戦争協力の不名誉な事実も、全て「目で見て分かる」記録群である。

 いまも世界では戦争・紛争が絶えない。メディアのあり様も厳しく問われている。戦後80年。デジタルアーカイブ化された「毎日戦中写真」が私たちに語りかけるメッセージとは...。

 これは7月23日毎日新聞夕刊。

 「毎日戦中写真」は、毎日新聞の特派員が日中・太平洋戦争期に海外で撮影した写真・ネガで、大阪本社に6万点以上が、出稿・掲載、検閲の記録などとともに整理したアルバム「写真帖」69冊とともに保管されているのです。

 毎友会HPでも何度も紹介しています。これもそのひとつ。
 https://maiyukai.com/essay/20230213.php
 『目撃者たちの記憶1964~2021』番外・写真部記者列伝⑬
  ——軍の焼却命令から戦時中の写真を守った大阪写真部長・高田正雄

 ご参考まで。

(堤  哲)