2025年4月15日
「報道写真を読む 『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」展

戦後80年・昭和100年の企画展「報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」が、4月26日から横浜・ニュースパーク(日本新聞博物館)で開かれる。8月31日まで。
HPにある案内文——。
毎日新聞社には日中戦争から太平洋戦争にかけて600人余の海外特派員が撮影した約6万枚のネガが保存されています。2022年からこれらのデジタルアーカイブ化を進めるとともに、東京大学・京都大学との共同研究によって背景を読み解き、未来を生きる世代に伝える方法を検討してきました。
本展では、毎日新聞特派員が撮影した戦争の実相を鮮明な画像でご覧いただくとともに、共同研究により開発したデジタルコンテンツも体験していただきます。戦争を直接体験した世代が少なくなるなか、資料を通して若い世代に「自分ごと」として戦争について考えてもらうことができる仕組みを、大学生や大学院生とともに考えてきました。
今年は昭和100年の節目にもあたります。戦争、敗戦、復興、高度成長、バブル、災害、疫病……報道写真は人々の姿を写してきました。戦争とは何か、そして情報とどのように向き合うべきか。「今」の問題として展示をご覧いただけますと、うれしく思います。
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開 催 日 :2025年4月26日(土)~8月31日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※6月2日(月・開港記念日)は開館、6月3日(火)休館
入 館 料 :一般400円▽大学生300円▽高校生200円▽中学生以下 無料
休 館 日 :月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会 場:ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室
横浜市中区日本大通11、横浜情報文化センター
主 催:毎日新聞社・ニュースパーク(日本新聞博物館)・東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室
後 援:神奈川県教育委員会・横浜市教育委員会・川崎市教育委員会・かながわ人づくり推進ネットワーク
協 力:神戸大学大学院建築学専攻 槻橋・浅井研究室
(中島 みゆき)