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2025年4月4日

戦後20年、60年前の毎日新聞新入社員全員集合

 1965年、60年前の4月1日、入社式後の大卒新入社員の記念撮影。東京・有楽町にあった社屋屋上で。

 ――この年入社した藤田修二(元大阪社会部)さんがFacebookにその写真をアップした。

 《大卒新人百ウン十人の中で女性は一人だけだった。近年は男女半々と聞いている。

 写真前列は役員たち。

 戦後まだ20年。入社後の社員研修で幹部に「あなたたちは戦前何をしていたのだ」と新聞の戦争(をあおった)責任を追及する元気な新入社員もいた。僕は「そうだそうだ」と小さな声を呟き、尻馬に乗っていた》

 藤田修二さんはどこに写っているか探した。下から3列目、右から6人目の眼鏡を掛け、髪を七三に分けているインテリ風ではないかな。

 藤修さんの下、最前列は、東京編集局長狩野近雄さん。社長は、狩野さんから左へ6人目、販売出身の上田常隆さん。

 同期入社の元東京社会部・板垣雅夫さんに見てもらった。その返信メール。

 《板垣です。懐かしい写真をありがとうございます。私もこの写真は記憶しており、探せばあると思いますが、すぐには見つかりません。

 北村正任、鳥越俊太郎氏ら大物同期が分かりません。分かったのは、井沢徹、清水敬之、村田豊明、村井正武、中山大平、和田昌子、富田晶志、三浦碩哉、稲山輝機、尾島一平ぐらいでしょう。

 私(板垣)と熊沢誠吾は一番後ろの真ん中あたり、斜めのクレーンの下あたりにいます。その斜め前の方に亘英太郎がいます。

 有楽町の屋上で撮ったと思いますが、あんなに工事が周辺であったのか。

 スミマセン、こんな程度で申し訳ありません。画像は拡大して何度もチェックしたのですが、こんなものでした》

 板垣さんは最後列左から右へ9人目。その右へ熊澤誠吾、北村正任(元毎日新聞社長)。

 《板垣さんの左下に亘英太郎、その左へ清水敬之、石上大和、田中良太、須田泰明の諸氏ではないですか》と、藤修さんから追加情報。

 鳥越俊太郎は、どこ?

(堤  哲)