元気で〜す

2020年6月20日

犬猫歴史研究家・仁科邦男さんNHKテレビ出演!

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 元社会部記者、いや出版局長・毎日映画社社長を務めた仁科邦男さん(72歳、70年入社)が6月19日(金)夕と20日(土)午前の2回、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」に出演した。

 「何故、犬の名前は『ポチ』なのか」を分かりやすく解説した。

 著書に『九州動物紀行』(葦書房)、『犬の伊勢参り』(平凡社新書)、『犬たちの明治維新 ポチの誕生』、『犬たちの江戸時代』、『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』、『「生類憐みの令」の真実』(いずれも草思社)。

 《名もない犬たちが日本人の生活とどのように関わり、その生態がどのように変化してきたか、文献史料をもとに研究を続ける》と最新刊の著者紹介にあり、ヤマザキ動物看護大学(八王子市)で「動物とジャーナリズム」の講座を持つ(非常勤講師)。

 何故、ポチか。

 西洋人が連れた斑点模様の犬を、日本人が「ブチ」と呼んだ。ブチは英語で「パッチーズ(斑点)」。ブチ→パッチーズ→パッチ→ポチとなったという。双方の聞き間違いから「ポチ」が生まれたそうだ。

 ポチが全国に広まったのは、1986(明治19)年に文部省が発行した初の国語の教科書『読書入門』(よみかきにゅうもん)に、「ポチ」が出てくるのだ。小学校に入学して最初に読み書きを学ぶための入門書だった。

 毎日新聞の前身「東京日日新聞」が創刊した明治のはじめ、犬の名前ランキング1位はポチだったそうだ。

(堤  哲)

 以下、NHKの画面から——。

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