2019年2月1日
お得意のロシア語を披露した89歳の萩原康則さん
「東日、進化中です」
元日付けの毎日新聞に東日印刷の全面広告が掲載されたが、1月25日(金)に開かれた旧友会の新年会に出席したOBたちも、その進化ぶりにびっくりしていた。
新年会が開かれた4階社員食堂は「スカイビューレストラン」と名前を変え、外部の人にも開放した。超高層ビル群が借景になって、ランチの値段もリーゾナブル。「結構流行っているんですよ」と総務部長さん。
ローケーション事業が結構な収入になっている。東日ビルがテレビドラマやコマーシャルの撮影に利用されているのだ。新年会では放映された画面を大型スクリーンで流したが、「エッこれがこのビルで?!」。5階の事務室も、土日に使われている。「すでに800万円は稼ぎました」と武田芳明社長。
昨年入社してロケ事業部で働くのが、ロシア人のミハリョーワ・マリアさん(26)。旧友会出席者で最長老の萩原康則さん(89歳)は、ロシア語で話しかけ「正しいロシア語です」とマリアさんに褒められて相好を崩した。
萩原さんは海兵出身。戦後神戸外語大学に入学、「今さら英語なんて」で、ロシア語を第一外国語で履修した。

マリアさんと。左は岩崎鴻一さん
(堤 哲)