2025年9月11日
2025年北海道毎友会定時総会に16人

北海道毎友会(江畑洋一会長、会員数132人)の2025年定時総会が9月8日、札幌市中央区の北海道支社で開かれました。会員16人が出席。江畑会長は「芦別の販売店主で北海道毎日会の会長を長い間務めた八柳斉さんが3月に亡くなりました。『読者第一主義』を貫き、毎日新聞に限りない愛情を注ぎ、部数を伸ばしました。当時の社長が人徳に打たれ、北海道センターの印刷工場を作る要素になりました」としのびました。
そのうえで「北海道印刷は66年を迎えました。紙からデジタルへ。情報の伝達手段も多様化する中で、後輩の皆さんが奮闘しています。フェイクニュースやポピュリズムが台頭する中で、毎日新聞の役割は増すことはあっても減ることはないと固く信じています」と激励しました。
草野和彦支社長は「道東北の配送休止が4月から始まりました。支社が将来、持続可能であるための手段と考えています」と現状を説明。支社の歴史を振り返り、さっぽろ雪まつり真駒内会場の運営と北方圏構想を上げ「時代を読んでリードし、素晴らしい業績を残しました。時代を読む目と八柳さんの『読者第一主義』の二つは、支社にとって忘れてはいけない視点だと感じています」と述べました。
総会では、6人の退会者(物故者)に黙祷を捧げ、冥福を祈りました。また、新入会員として前支社長の板垣博之さん(現・北海道毎日サービス社長)が紹介されました。
議事では24年度決算・監査報告を承認。今年度、喜寿(数え77歳)米寿(同88歳)を迎える計12人の会員が発表されました。
閉会後、近くの飲食店で懇親会を開き、草野支社長ら顧問を交えて、和やかに歓談しました。
退会者は越智幹夫さん、島田康弘さん、真島達雄さん、阪上陽一さん、川畑勝宣さん、西端栄一郎さん。
喜寿、米寿を迎える会員は次の通り。(敬称略)
【喜寿】佐藤寛、小野守、山内直美、郷照雄、小俣順市
【米寿】工藤正吉、滑川亮平、吉川泰雄、古谷五雄、早川征雄、松前広士、伊橋吉雄
総会出席者は次の通り(敬称略)
【会員】板垣博之、江畑洋一、大西康文、小野寺義治、小原利光、木下順一、斎藤徳治、佐々木正剛、鈴木實、田口隆、立木正文、田辺輝男、中川健三、野辺地徹、山田良重、安味伸一
【顧問】草野支社長、目片好太郎総務担当部長、安高晋北海道社会部長、鈴木勝一・北海道毎日サービス出向事業担当部長
(安味 伸一)