定期総会・懇親会

第63回定期総会 平成24年9月26日開催記録

平野毎友会長
平野東京毎友会長
観堂毎日新聞副社長
高梨毎日新聞社専務取締役
平野東京毎友会長(左)、高梨毎日新聞社専務取締役(右)

 東京本社の第63回毎友会定期総会は、10月26日、会員82人と本社役員らが出席して毎日ホールで開催した。 総会は竹内敬康運営委員の司会で始まり、この1年間で亡くなった会員53人への黙とうの後、平野裕会長が「本社は今年、配当を復活した。しかし、インターネットの勢いは止まらず、新聞社の競争は益々激しくなっている。 読売はⅰPS細胞の大誤報、朝日は橋下市長の出自をあばき謝罪した。ⅰPSでは、毎日は取材していたが、疑問を持ち掲載しなかった。毎日はしっかりしている。毎日がなければ困る、と世間で言われるようになって欲しい。総会 は一時、無料にしたが、新入社員が減り、財政的に苦しくなったので、また2千円の会費を頂くことになったので了承を」とあいさつした。

 次いで荒川冨士男委員の会計報告を承認し、9月現在の会員は1458人との報告があった。本社(東京)は今期 、40人が退職したが、毎友会への加入は19人で決算は赤字となった。運営委員の改選は全員の留任が了承され た。

 朝比奈豊社長がソウルへ出張のため高梨一夫専務取締役が登壇。「2月創刊140周年を迎え、各本社で感謝の会を開いたが、多数の方にお集まりいただき、毎日はこういう方々に支えられていることを痛感した。しかし、若者の 新聞離れは深刻で、業界は大変苦しい。皆さんのさらなるご指導をお願いしたい」と本社の状況を説明した。

 乾杯の音頭は大窪幸治毎友会相談役がとり、「消費税が一番心配だ。毎日はプライスリーダーにはなれず、他の出方を見るしかない」と話した後、グラスを傾けた。

 懇談の後は恒例のエール交換。伊藤芳明常務取締役東京本社代表が「本日は大分カツを入れられました」と一 言述べて、毎友会万歳を三唱。最終は平野会長の発声で毎日新聞万歳を三唱してお開きに。

 この後も、多くの方々 が名残つきぬ歓談に花を咲かせていた。

 なお、今年も出版局の協力で本社刊行本の格安販売が行われた。また、毎日新聞富士山再生キャンペーン事務 局から提供の富士山写真カレンダーと絵はがきがお土産に配られた。

朝比奈毎日新聞社長
懇親会場の風景(左、中)、大窪毎友会相談役の乾杯時挨(右)

[今年度運営委員会]

会長
平野 裕
相談役
大窪 幸治
顧問
藤原 誠
委員
荒川 冨士男、阿部 丈夫、伊藤 正、岩崎 鴻一、 上谷川 勉、神林 祐司、齊藤 勲 、清水 幹雄、杉川 誠一 、竹内 敬康、松下 礼子
事務局
森川 恭子

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