2023年12月19日

年末恒例の報道写真展　21日まで日本橋三越本店

　毎日新聞の写真部、記者が撮影したワンショットが多数展示されています。

　まず、「河野太郎 わが道をゆく」宮武祐希撮影。

「メッシのW杯」宮武祐希撮影。

　「第2次岸田再改造内閣の取材…長い一日最後の記念撮影を終えて閣僚たちがエスカレーターで引き揚げ始めた様子を確認し…写真の送稿に取り掛かっていると、ただ一人ゆっくりと真っ赤な絨毯が敷かれた階段を上がる河野太郎デジタル相が見えました。…「面白い」と反射的にカメラを手に取り1枚に収めました」

　「サッカーW杯カタール大会はアルゼンチン主将メッシの大会でした。…喜ぶサポーターを撮影しようとゴール裏に移動すると、突如歓声が湧き、…盟友アグエロに肩車されたメッシが姿を現しました。カメラマンたちが押し掛け怒号を飛ばし小競り合いする中、体を沈めてわずかに空いた位置に潜り込み、２㍍も満たない近さでメッシを正面に捉える好運に恵まれました。…鳥肌が立ったのを今でも覚えています」

　報道写真展の写真集に、撮影時のことを書いている。

　宮武さんは、2011年入社の37歳。現在東京・写真映像報道センター勤務。大阪社会部、阪神支局、大阪写真部を経験している。

関東大震災100年の４枚組写真から

「上野公園の西郷隆盛像」

「銀座の風景」

　撮影者は北山夏帆、宮武祐希。

　最後にもう一枚。ことしの新聞協会賞、西部本社写真部・那覇支局、喜屋武真之介撮影。

　「伝えていかねば」沖縄・渡嘉敷島　集団自決の生存者

（堤　　哲）