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2023年10月25日

元政治部、尾中香尚里さんが26日19時、新宿紀伊国屋書店で「野党第1党」トークイベント

 元政治部・尾中香尚里さんが『野党第1党――「保守2大政党」に抗した30年』(現代書館)を出版、その刊行記念トークイベントが26日(木)19:00〜(18:30開場)紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペースで開かれる。

 テーマは「野党第1党」にまとわりつく「呪いの言葉」。対談のお相手は法政大学教授・上西充子さん。

 『野党第1党』の著者・尾中香尚里さんは、同書執筆の理由として、「野党はだらしないと書けば、それで何となく記事が成り立ってしまう。そんな言論環境に少しでも石を投げてみたかった」と述べています。尾中さんが危惧する政治を取り巻く言論環境の息苦しさについて、言葉の緻密な分析を通して「国会の可視化」に取り組む上西充子さんをゲストにお迎えし、存分に語り合っていただきます、と案内にある。

 申し込みは、https://store.kinokuniya.co.jp/event/1695781235/へ。参加費1,000円。



尾中香尚里(おなか・かおり)さん

 1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。同部副部長として、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。 現在はプレジデントオンライン、週刊金曜日などに記事を執筆。 著書に『安倍晋三と菅直人――非常事態のリーダーシップ』 (集英社新書)。共著に『枝野幸男の真価』(毎日新聞出版)。

上西充子(うえにし・みつこ)さん

 法政大学キャリアデザイン学部教授。専門は労働問題。2018年6月より、「国会パブリックビューイング」の代表として、国会の可視化に向けて取り組んでいる。2018年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれた「ご飯論法」の受賞者のひとり。2019年、日隅一雄・情報流通促進賞の奨励賞を受賞。著書に『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ、第10回日本ジャーナリスト協会賞大賞)『政治と報道 報道不信の根源』(扶桑社新書)など。