2023年6月23日

毎日新聞の「戦中写真アーカイブ」マップが第3位に

　『写真家・安保久武と戦争：「従軍写真家」がとらえた時代』が、ESRIジャパン「マップギャラリー2023」（５月18・19日 東京ミッドタウン）のストーリーマップ部門 第3位に選ばれた。

　毎日新聞社が、昨年から取り組んでいる「戦中写真アーカイブ」プロジェクトの一環で、共同研究している東大渡邉英徳教授、京大貴志俊彦教授らが作成した。

　https://wartime.mapping.jp/001.html
　https://wartime.mapping.jp/002.html
でストーリーマップが見ることが出来ます。

　安保久武さんは1935年入社。満州事変勃発直後に大陸へ渡り、北京を拠点に従軍記者として活躍。1942年2月シンガポール陥落を撮影。43年帰国。従軍記者証を返却し、軍の召集を受け入隊。報道班員として杭州、漢口などへ従軍し、長沙で終戦を迎えた。帰国後は「東京写真記者協会」設立や「毎日グラフ」創刊に携わった。東京本社写真部長→事業本部長→毎日映画社社長。2005年没93歳。

（堤　　哲）