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2023年4月20日

大谷翔平「ルースが建てた家」100周年記念日にアーチ描く

 これは、1923(大正12)年4月20日付大阪毎日新聞の社会面最下段の記事である。

 100年前の4月18日、ニューヨークで行われたボストン戦でベーブ・ルースが3ランホーマーを放ち、ヤンキースが4-1で勝った、という内容だ。

 東京日日新聞にも同じ記事が載っていた。

 100年後の同日、エンゼルス大谷翔平は、ニューヨーク・ヤンキースタジアムで右中間に2ラン本塁打を放った。

 毎日新聞19日付夕刊にこうある。

 ——1923年4月18日に旧ヤンキースタジアムが開場した。現球場の隣にあった旧球場はベーブ・ルースがヤンキース移籍後に観客を呼び、資金を潤沢にさせてから建設されたことで「ルースが建てた家」と呼ばれた。(大谷は)「野球の神様」も本塁打を量産した地で、100周年の記念日にアーチを描いた。(共同)

 大谷は、なんて運の強い男なのだ、と思う。以下はネットから拾ったこの日の大谷の笑顔である。

(堤  哲)