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2023年2月13日

「特派員たちの日中国交正常化 50年後の証言」に荒牧カメラマン

 2月11日夜放映されたBS1スペシャル「特派員たちの日中国交正常化 50年後の証言」に写真部OB荒牧万佐行さん(81歳)が出演した。

紅衛兵の写真を撮ったときの状況を説明する荒牧さん
文革取材時25歳の荒牧さん

 番組は、1964年、国交のない中国に戦後初めて派遣された9人の特派員の苦闘を描く。荒牧さんは、1967年1~2月、東大教授林健太郎さん(のち学長)、慶大教授村松暎さん、経済評論家土井章さん(いずれも故人)とともに毎日新聞が派遣した「中共(中国)特派視察団」の一員として中国を訪れ、「文化大革命」を取材した。

 番組では荒牧さん撮影の写真が何枚も使われた。以下は壁新聞。

 毎日新聞の高田富佐雄特派員(1991年没68歳)は国外退去処分された3人の1人。高田さんの書いた紙面と国外退去処分に遺憾の意を表明する社説も紹介した。

 番組には、当時香港特派員だった辻康吾さん(88歳)も出演した。

 再放送は、2月17日(金)午後6時50分と25日(土)午前6時40分、NHKBS1で。

(堤  哲)