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2023年1月5日

BS11で「東京日日新聞」創刊号を紹介

 「東京日日新聞」創刊号が2日夜、BS11に登場した。

 番組で創刊号を紹介したのは、知的財産ビジネス本部の五十嵐英美さん。

 「創刊号にも海外情報が盛られていました」と説明しているのは、紙面の真ん中にある「鹽湖之畧図圖」、米ソルトレークシティーから岩倉使節団の報告だ。同行の福地源一郎(桜痴)からといわれる。

銀座2丁目にあった時の「東京日日新聞」を発行していた日報社(部分)

 2番手の記事「江湖叢談」は、信州今井村で起きた殺人事件を元に落合芳幾が描いた錦絵新聞である。

 全文1239字と「毎日新聞百年史」にある。

(堤  哲)

※新聞の歴史の勉強を、もうひとつ。

〈宮武外骨の新聞号外コレクション〉

 東京大学の学術資産を再確認するコラム「デジタル万華鏡」の第32回では、明治新聞雑誌文庫の新聞号外コレクションについて紹介します。明治から昭和戦前期、事件や戦争の速報を掲載した新聞号外は、当時の人々にとっては大きな影響を持つ情報ツールでした。反骨のジャーナリスト宮武外骨が集めた号外のあれこれをご覧ください(画像は郵便ハガキに印刷されて購読者に届いた珍しい新聞号外。