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2023年2月27日

~また逢う日まで~亀山久雄さん夫妻の「余白」閉店のお知らせ

 食材にこだわりをもち、心をこめた手作りの料理を4年にわたって提供してまいりましたが、2月末日、閉店することにしました。この間、コロナ禍に見舞われ、ようやく落ち着くかと思ったら大幅値上げラッシュの嵐。食品だけでも100種を超え、光熱費も大幅値上げとなりました。 消費税も頂くことなく、辛抱を笑顔に変えて踏ん張ってきましたが状況が 安定するまで休むことにしました。

 思えば、毎日新聞OBのみなさんはじめ環境問題に取り組んでいるグループ、山を愛する有志、原発反対の会、俳句の会、日本酒を愛する会、毎月、落語に足を運んだあと訪れる全盲の人たちとの懇親会、出版関係など多くの方に楽しんでいただきました。

 居酒屋では味わえない飛びっきりの笑顔が溢れるコミュニティー広場を作るのが願いでした。が、ロマンとがんばりだけでは長続きしないことを学びました。
 小休止してまた旅を続けたいと思います。
 また逢う日まで。

亀山久雄 みか

 これは、亀山久雄さん(印刷部、毎日新聞労組本部書記長、工程センター)と妻・みかさん(鐡五郎企画)が、JR水道橋駅東口から徒歩2分の田島ビル2階に2018年10月に開店した「余白」の閉店挨拶です。わずか4年余りの営業でしたが、「余白」開店の思いから、コロナ禍での苦闘、そして、多彩な方々が集い、楽しんだ様子が簡潔にまとめられています。

 その模様は、毎友会ホームページでも以下のように紹介しています。

 ◆毎友会ホームページ「元気で~す」2022年1月11日
「余白」(水道橋)よいとこ一度はおいで―元労組本部書記長、亀山久雄さん(76)が呼んでます

 ◆毎友会ホームページ「トピックス」2022年3月28日
「ベトナム希望レストラン」の会場に亀山久雄さん経営の「余白」

 これまで「余白」での交流を楽しんできた毎日新聞OB有志は、閉店の知らせをうけて2月24日午後、「余白バンザイ! 感謝の夕べ」を開催しました。この夕べは毎日新聞労組から新聞労連委員長になり、昨年退任した吉永磨美さんのご苦労さん会も兼ねました。新聞労連委員長に女性が就任したのは、毎日新聞労組からだけで、明珍美紀さんに続いて2人目でした。

 参加者は「余白」でのひとときの思い出、厳しい状況にあるとされている毎日新聞が進むべき方向などについて、思いのたけを語り合い、亀山夫妻の次なる挑戦に期待しました。

 最後に明珍さんが夫妻に感謝と再起への期待を込めて、花束を贈りました。

 参加者=写真左から、萩原茂(吉祥女子中学高等学校理事長)、高尾義彦、永井浩、江守信正、小川忠男、大住広人、戸塚章介、佐藤哲朗、石原尚樹、吉永磨美、宍戸迪武。後列左から、明珍美紀、亀山みか、亀山久雄、福島清。

(福島 清)