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2022年12月19日

元印刷局次長・田場武勝さん偲ぶ会、21人で開く

 去る9月26日に81歳で亡くなられた東京本社印刷局元次長・田場武勝さんを偲ぶ会が、12月17日、水道橋「余白」で開かれた。登志子夫人、長男で毎日新聞東京本社のコンテンツ編成センター・編成部長の昌史さん、次女で旬報法律事務所勤務の朋子さんと、毎日新聞と毎日整備産業のOBたち18人が集まった。

 水久保文明さん(毎日新聞労組専従書記OB)の司会で開会。最初に田場さん夫妻の仲人をされ今年90歳になった元印刷部長の山野井孝有さんが、自ら体験した東京大空襲の悲惨が繰り返されようとしている時局へ警鐘を鳴らし、印刷労働者として、労働組合本部書記長として、印刷部長・印刷局次長として、平和といのちを守る運動の発展に貢献した田場さんの努力を讃えて、献杯した。

 続いて全員発言で、田場さんの思い出やエピソードなどを語り合った。その中で、田場さんが毎日新聞社定年退職後、社長をしていた毎日整備産業のOBのみなさん6人(女性4人、男性2人)の発言は、田場さんの人柄をひときわ浮かびあがらせた。「いつも笑顔の田場さんしか思い出せないのです」「日本のお父さん、整備産業でお世話になりました」「田場さんと飲むと明るい前向きな気持ちになれました」「田場さんからの言葉の数々を忘れず、これからも頑張ります」。何と心を打つ言葉だろうか。聞いていて思わずジーンとなった。

 最後に毎日新聞では先輩だった戸塚章介さんが、60年代の労働組合活動時代に田場さんと共有したバンカラの数々を語り「永遠(とわ)の戦友・田場武勝を偲ぶ」と締めくくった。

 この席上、来春には、田場さん追悼集を発行することが提起され、寄稿を呼びかけた。

出席者は以下の通り(敬称略)

田場登志子、昌史、朋子(家族)片岡正明、久保田倫司、郡司玉津、澤田笑子、髙橋アキ子、田原務(毎日整備産業OB)石井忠治、岩田健一、大住広人、近江真、小川忠男、亀山久雄・みか、工藤茂雄、嶋倉貞男、戸塚章介、福島 清、水久保文明、山野井孝有(毎日新聞OB)

(福島 清)