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2021年9月7日

北海道毎友会総会に11人出席 懇親会は見送り

 北海道毎友会の2021年定時総会が9月6日、北海道支社で開かれました。コロナ禍の緊急事態宣言下、お楽しみの懇親会は昨年に続き中止となりました。出席会員は11人にとどまりましたが、束の間の旧交を温め、来年の再会を約しました=写真

 開会挨拶で、江畑洋一会長は「新聞を取り巻く環境が紙からデジタルへと激変している中で、支社の体制も変わり、記者の皆さんは日々奮闘している。毎友会としてできることがあれば積極的に協力したい。来年こそ、ゆっくり語り合える機会を作れれば」と会社にエールを送りました。

 6月に着任した清水忠彦支社長から会社の現況について説明がありました。販売部数、広告収入ともに苦戦が続く中で、デジタル化の推進に経営の新たな地平を切り開こうと不退転の決意で全社が一丸となっている様子が伝わってきました。

 東京五輪関連の広告需要がコロナ禍により期待外れに終わった一方で、社内業務のリモート化が急速に進み、出張経費が激減するメリットもあったといいます。「今後はデジタル化に人もカネもかける。人材を集めるために、(全社的には)地方機関のもう一段のスリム化が必要だろう」との見通しを示しました。

 20年度の物故者(退会者=佐藤喜一郎さん、21年2月28日逝去)への黙祷に続いて議事に入りました。20年度新規入会は4人、総会時点の会員数は149人と報告され、20年度決算報告と監査報告を承認しました。社報の電子データ化に伴う閲覧方法や郵送希望者への対応について、江畑会長が説明しました。

 出席会員は江畑洋一、大西康文、小原利光、菊本良治、木下順一、田口隆、立木正文、中川健三、野辺地徹、松宮兌、山田寿彦(敬称略、五十音順)。

(北海道毎友会副会長・山田寿彦)