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2020年10月16日

社会部の仲間で中島健一郎氏「土壁の家」訪問

 中島元社会部長が千葉県市原市の丘陵地に「土壁の家」を建てたというので、ロッキード事件取材班の仲間たちが当時の指揮官、牧内節男元社会部長とともに10月14日、訪れました。

左から寺田健一、板垣雅夫、牧内節男、中島健一郎、堤哲

 東京駅から1時間、高速のバス停から車で数分の「土(ど)太郎村」に家は建っています。豊かな緑、なだらかな丘、日本画の世界のような湖、ミニゴルフホールもある85戸の住宅地です。

 中島家の敷地はなんと1,320平方メートル(400坪)、建坪は250平方メートル(75坪)。ワシントン支局長も務めた中島さんは、和と洋の心を取り入れた独特な設計思想で家を建てました。1階は仕切りのない広い間取り。でも、巧みなスペース配置で中を歩いていると迷ってしまうほどです。全ての窓から緑の景色が見渡せ、その窓の全てが独立した1枚の「絵」になるように工夫されていました。2階は来客用ベッドが置かれています。

 季節的にちょっと早めでしたが、大きな暖炉を燃やし、バーベキューをしていただき、周辺も見学して楽しい1日を過ごしました。

 参加した牧内さんは今年95歳、とても元気な様子で府中市の自宅から1人で来ました。毎日、文章を書くこと、一日一善の行いが健康の秘けつだそうで、「この家にもっと早く来たかったな」と意欲的な感想を述べていました。

 堤哲さんはウエブと出版の世界で幅広く活躍しており、今回は、元写真部長の腕前を発揮し近くの水田の案山子を見事に写し取っていました。寺田健一さんは、頭髪の色を除けば現役時代と同じ外見を保ち、「村内」の道をスタスタと歩いていました。 板垣雅夫は、今回のツアーも幹事役で、年齢とともに反応が遅くなりつつある先輩、同輩たちとの連絡調整に取り組んでいます。

市原鶴舞バスターミナルのカカシ。バスターミナル周辺にはゴルフ場が33ある「ゴルフ銀座」。カカシがクラブを振ってお出迎え!

(東京毎友会、元社会部、板垣雅夫 78歳)