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2018年6月4日

東京写真部のOB会に丸山社長ら

 開会直後に記念撮影をするのが、写真部OB会の習いである。帰りにプリントアウトしたものが渡される。従って遅刻した人は写っていない。今回は元志木市会議長、永井誠さん(昭和39年入社)がオミットされた。

 前列中央に元部長の丸山昌宏社長、その左隣に、元部長で今回の最長老、ことし米寿を迎える中西浩さん。OB15人と現役2人の計17人が並ぶ。

 6月2日(土)竹橋パレスサイドビル1階、ティ―ルーム「花」。

今年米寿迎える中西浩さん

 写真部の存在感が増している、という嬉しい報告が山下浩一写真映像報道センター長と、平田明浩写真映像報道部長からあった。

 2年連続で新聞協会賞を受けた。2016年度は、熊本地震で西部本社写真部の和田大典カメラマン。

 昨年は、リオ五輪の陸上男子400メートルリレー。「何故、日本がこんなところにいるんだ」。ジャマイカのウサイン・ボルト選手の驚がくの表情がなんともいえない。梅村直承カメラマン(現北海道支社報道部写真グループ)が捉えた。

 「先輩たちのDNAを受け継いでいます。3年連続受賞を目指しています」

 もうひとつ。IT時代に、資料写真が稼いでいることだ。売り上げは億単位にのぼるという。「昔の自信作をぜひ提供してください」

 OBからこんな証言もあった。日本写真家協会(JPS)の会員で、日本写真年鑑の編集に携わっている木村滋さん(記念撮影の後列右端)。「ニコンの元社長、小野茂夫さんは写真展をよく開いていますが、『毎日新聞の写真が素晴らしい。各紙で一番』といつもいっています。うれしいことです」

 参加者は五十音順に、荒牧万佐行、伊藤俊文、大住広人、加藤敬、木村滋、黒川将光、酒井孝一、滝雄一、堤哲、永井誠、中西浩、永田勝茂、平澤一郎、丸山昌宏、三浦拓也、吉田真太郎。

 今回欠席した大正15年生まれの川島良夫さん(92歳)のはがきには「大正生まれは小生を除いて皆去ってしまいました」とあったが、OB会の資料を整理していたこんな写真が出てきた。

 いつの写真かは不明。東京駅が建て替える前のステーションホテルだった記憶はある。前列中央に安保久武、佐藤振寿。その左は二村次郎、吉村正治。右へ石井清、辻口文三の各氏。

 後列は左から中村太郎、接待健一、三浦拓也、江成常夫、堤哲、岩合徳光、岩尾光代、納富通、三十尾清、中西浩、佐伯格五郎、橋本保治の各氏。

 存命は中西浩さんをはじめ、後列の6人だけだ。

(堤  哲)