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2018年5月11日

春の社会部旧友会懇親ゴルフ会

「きょうの荒天は、私がボストンから持ち帰ったようです」

 大島幸夫さん(80歳)がラウンド終了後の懇親会でこう言った。公務員ランナー川内優輝さん(31歳、埼玉県庁)が優勝した第122回ボストンマラソン(4月16日)。大雨と強風、季節外れの寒波に見舞われ、最高気温が3度だった。

 「スタート前に低体温となり、震えながら走り始めた。ボストンマラソンは今回で3回目だったが、こんなにひどい天候は初めて。でも、来年も挑戦しようと思っています」

 5月9日、雨の若洲ゴルフリンクスで行われた第55回社会部旧友会懇親ゴルフ会。午後には雨があがったものの、最高気温14度の肌寒い1日だった。

 参加は写真の11人。澁澤重和さん(78歳)=後列右から2人目=は、2006年春以来、12年ぶり2度目の参加。懇親会で最初に近況報告をしたが、「体形が変わってしまって誰だかわからない。まず姓名を名乗ってください」と要望が出て、まず自分の名前を言ったあと、身長・体重を報告するのが定番となった。

 最長老は牧野賢治さん(84歳)、次いで川合多喜夫さん(82歳)。最若手が高尾義彦さんと山本進さん(72歳)。平均77・6歳だった。

 優勝は37入社の畝村治男さん(79歳)=前列左端。袋の中にカルビー元会長の松尾康二さんからの参加賞。大会名入りのじゃがりこ(写真)、かっぱえびせんやフルグラなどが入っている。

 吉沢孝さん(78歳)は週一野菜づくりをして、農産物を市場に出している。勝又啓二郎さん(77歳)はちょうど1年前に狭心症による心臓バイパス手術をした。この日もベスグロで3位に入り、元気だ。湘南ボーイ熊澤誠吾さん(76歳)は、中国首相の来日で道路が大渋滞、滑り込みセーフのスタートだった。

 このゴルフ会は、1987(昭和62)年に第1回、1991(平成3)年から春秋2回、定期開催している。交通の便がよいことから、最近はもっぱら若洲ゴルフリンクスだが、コンペ予約の電話がなかなか繋がらない、幹事泣かせの会場でもある。

五月なのに 震えてゴルフ 風と雨   河彦(高尾義彦さんの俳号)

 若洲ゴルフリンクス。社会部旧友会のゴルフコンペが昨日あった。雨が降り風も強く、五月としては最低の気温。アイアンでボールを打つと、水しぶきが上がる。スコアはともかく八〇歳代も多いメンバー11人が無事、“完走”出来たことが収穫。今回で55回目。

(幹事・堤  哲、76歳)